●人のアイドレス● ●高位西国人● |
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●高位西国人 HQ+1 L:高位西国人={ t:名称=高位西国人(人) t:要点=ゆったりした服装,灰色の髪,装飾品 t:周辺環境=王宮,ソファ,大きな団扇 t:評価=体格1,筋力1,耐久力1,外見1,敏捷1,器用0,感覚1,知識2,幸運0 t:特殊={ *高位西国人の人カテゴリ = 高位人アイドレスとして扱う。 *高位西国人は根源力25000以下は着用できない。 *高位西国人は一般行為判定を伴うイベントに出るたびに食料1万tを消費する。 } t:→次のアイドレス = 砂漠の騎士(職業),寵姫(職業),商人(職業),藩王(職業4) } |
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イラスト:あやの | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
●設定文 |
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高位西国人はニューワールド以前のFEGには殆ど存在していなかった。 歴史に名を残した著名人など、人の持つ無限の可能性をを数値で示したとされる【根源力】が高い限られた者のみが着用が許されていたのだ。 ニューワールドに辿り着き、アラダ達との戦闘が頻発した結果、根源力が高い国民が現れ始め高位西国人が着用可能となったものが増えたのである。 しかし、高位西国人と言っても、一見するだけなら一般の西国人と大きく変わるわけではない。相変わらず灰色の髪であり、その風貌はエキゾチックな雰囲気を醸し出している。 一般の西国人と違っている点を上げるとすれば、第一に挙げられるのが煌びやかな装飾品をまとっていることである。 高位西国人となると腕輪、頭環、首飾り、髪飾りなどの装飾品を必ず身につけるようになる。 これは、高位西国人を着用する際に、藩王から下賜されるメダルに答えを求めることができる。 このメダルは職務権限や宮廷序列などを示す意匠がされており、このメダルを常時着用することが義務付けられのである。 それを、単純に首から掛けただけでは芸が無いと考えた一部の高位西国人が腕輪や頭環に嵌め込む事を考え付き、それが他の高位西国人にも広まり、最終的には下賜されたメダルが付いていればどんな物でもオッケーということになったのである。 本来なら、大きな問題に発展しそうなものではあるが、“まあ、メダルの意匠が分かればオッケー”と言ういかにも猫の国らしい理由で不問にされているのが現状である。 このため、装飾品をつけた高位西国人は、西国人として元々持ち合わせているエキゾチックな雰囲気とも合わさり一般の西国人や他国からの旅行者などからは羨望の眼差しで見られているという。 自由にデザインしてるように見える装飾品であるが、ただ一つだけ厳格に規定されていることがある。 頭環に通信機能を付与することである。 この頭環に付与された通信機能により王宮や王宮に併設されている政庁ばかりでなく、FEG全土で呼び出しを行うことができ上層部などに重宝がられている。もっともこの機能は、呼び出される方にとっては“どこにいても仕事を振られる”“食事中やデート中に呼び出された”などと不評である。 この各種装飾品は、個人の趣味により街の工房に特注しているが、唯一の例外は、やはり頭環である。頭環に関しては、国家が指定した一つの工房にのみ製作が許されておりFEGの高位西国人は例外なくその工房で頭環を製作している。 このことから街では、やんちゃを働いた高位西国人がいた場合、どこからともなく呪文が聞こえ頭を締め上げるらしいと、まことしやかな噂が流れている。 王宮での行事である晩餐会などに出席する際には、高位西国人は頭環の着用が義務付けられており、王宮内で酔っ払って暴れだした高位西国人が、いきなり頭を押さえて大人しくなるという光景が目撃されており、事実なのは間違いないと思われる。 もう一点、一般の西国人と違っている点があり、高位西国人はゆったりとした物を好むようになるということだ。 FEGの強い日差しや厄介な砂を防ぐため一般の西国人は、その対策をされたFEG特製の服を着ているが、高位西国人は体を締め付けない、ゆったりとした服を着ることを好むようになる。 また、家の中でも、一般の西国人は涼しいと感じるまで冷房の温度を下げるが、高位西国人は冷房の温度設定を今までより2度上げ大きな団扇を使い扇ぐことにより涼を取るようになる。 これは、王宮においても同じであり、冷房の温度設定を2度上げる事となり、一般の西国人も高位西国人が使う大きな団扇を使用することとなった。色とりどりの団扇を使う王宮と言うのも珍しく、他国からの使節がFEG王宮内に入ると一様に驚くようである。 なぜそのようになったかと言うと、アラダとの戦闘により燃料を大量に消費するFEGが燃料の工面に苦労する場面を間近に見ている高位西国人が日常ではあまり燃料を使わないようにしていると言う説、環境保護に目覚めたと言う説、猫なんだからぴちっとした服は嫌!説など諸説ありFEG国内の学者の中でも意見が分かれるところである。 ただ、学者達の見解が一致するのは高位西国人となったことで、今までの西国人と比べ高いポテンシャルを秘めており、アイドレス世界に対する影響力がより大きくなると言うことである。 とはいえ、高位西国人となった者たちは来るべきアラダとの戦いのため何かする訳でもなく、飄々と通常の職務を進めているだけである。 |
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文章:ジャイ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
●高位西国人装飾品● ●大団扇祭り● |
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