技術は人の発展に寄与し、人はさらなる発展をもとめて技術を進歩させてきた。
しかし、その技術が今、行き過ぎた欲望を招いている。
ＴＬＯと呼ばれるものは、扱い方によっては世界を飲み込む欲望の徒花になってしまうものである。
人は己の生き方に節制を求め、故に技術も節制されねばならない。
節制のための基準として、ここにＴＬＯ拡散防止法を提唱する。
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法案要点（本文に登場する用語解説とその目的・内容）
●ＯＴｅＣＳ ： ＴＬＯを登録管理および監視によってＴＬＯの濫用を抑える中心の組織。
●ＴＬＯ拡散防止条約 ： ＯＴｅＣＳが持つ権限を中心に機能させる条約。
ＯＴｅＣＳは、星見と法官によって形成される。
監視は、各藩国の世界情勢を定期的にチェックし、また、使用、開発の際、リューンの使われ方に異常がないかをチェックすることで行う。
ＯＴｅＣＳが各種ＴＬＯの情報を握ることで強力になることは予想されており、法官との協力体制など二重、三重のフォローを図る。
地道で安全な作業を積み重ねることで予防を確実にしてゆく。
昨今急増しているＴＬＯ技術及び技術を使用したオブジェクトに以下の方策をもって対応する。これらの方策は国家単位で執り行われ、テラ領域全土におけるＴＬＯ技術及び技術を使用したオブジェクトに関する事柄に起因する世界危機への対処と全知類の尊厳の確保を行う。
ＴＬＯ拡散防止条約を制定すると同時に、テラ領域全土における諸藩国で批准を行い、テラ領域総体としてのＴＬＯ技術および技術を使用したオブジェクトに対しての管理体制の構築を図る。
→ＴＬＯ拡散防止条約（全文）
「超越技術管理機構（Over Technology Control System／ＯＴｅＣＳ、オーテックス）」を、ＴＬＯ技術及び技術を使用したオブジェクトに関する各国の活動に対する恒常的監督機関として設立し、開発、製造及び使用に対する管理・監督を行う。
→超越技術管理機構／ＯＴｅＣＳ
→予兆検知（異常診断）システム
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なお。本案件の作成への協力に多くの藩国・機関の参加があった。
それらの意見、内容を精査し、本案、ＴＬＯ拡散防止法が制定されている。
●協力：
コンペ一覧（作成：ＧＥＮＺ）→コチラ
審査・作成・確認は是空とおる、西方騎士団のエース各位、ＧＥＮＺ氏、最終チェックを海法紀光氏にお願いいたしました。
様々なご意見、アイディア、イラストを混ぜ込みましたので、報酬発表は少々お待ちください。
採用：
01-00010-01：クレール：るしにゃん王国
（法案全体の骨格として採用させていただきました）
12-00258-01:あさぎ:土場藩国
（予兆検知システムの全般、イラストなどを採用させていただきました）
45-00615-01：都築つらね：満天星国
（核拡散防止条約を流用する、というアイディアを採用させていただきました）
06-00158-01：城 華一郎：レンジャー連邦（組織名を採用させていただきました）
06-00147-01：霰矢蝶子：レンジャー連邦
06-00161-01：矢神サク：レンジャー連邦
06-00379-01：春雨：レンジャー連邦
06-00735-01：むつき・萩野・ドラケン：レンジャー連邦
（イラスト関係を採用させていただきました）
加筆修正：西方騎士団（是空とおる、広瀬都、古河切夏）
加筆修正：星見長官：海法紀光
加筆修正：ＧＥＮＺ：無名騎士藩国藩王
また、今回の案件を様々な公共事業を運営する方々にもチェックしてしただきました。お名前を列記します。
（ＴＬＯを生み出してしまわないように、再度、意識確認を皆で行ないました）
（なお、時間の関係で全店舗にご挨拶できず、申し訳ございません。お声掛けした方々全員が協力してくれたことからわかるように、全員がＴＬＯの扱いに関して細心していることは間違いないと思います）
監修協力：クレール（アイドレス・アイテム・ショップ）
（クレールさんは投稿者でもありますので、審査採用後、最終チェックをアイドレス・アイテム・ショップの社長として、していただきました）
監修協力：風杜神奈（工部尚書･アイテム作成ギルド）
（風杜さんは投稿者でもありますので、審査採用後、最終チェックをアイドレス・アイテム・ショップの社長として、していただきました）
監修協力：久珂あゆみ、川原雅（ＡＳＥＡ：Ａ＆Ｓ）
監修協力：さくらつかさ（さくら貴金属）
監修協力：高原鋼一郎、悪童屋・四季（西方騎士団）
監修協力：風野緋璃（宰相府秘書官長）
監修協力：かくた（ＩＳＳ長官）
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テックレベルオーバー（ＴＬＯ）拡散防止法 081216追記
追記：すでに現存するＴＬＯやＴＬＯ生命について
本追記文案は、いかなる意味でも、既に存在する心を持った存在に対して、一方的な管理を求めるものではありません。
現状、生まれている生命、心については、別途、項目を授けて検討します。
違う種族が暮らすことには、摩擦がつきものであり、両者の歩み寄りが必要です。同じ世界で暮らすものとして、共存できるように互いに協力しましょう。
その一方で、生命科学やＡＩを弄んで新たなＴＬＯを作ることは大変に危険であり、拡散防止法規制の対象となります。
「現状、生まれている生命、心」についての配慮は、上記の新たなＴＬＯの作成等の制限を甘くするものではありません。
（通常の機械類より、さらに厳しい基準が適用されます）
・修整１項：
以下にある種族、職業に関しては、ＴＬＯ拡散防止法の外とします。
ただし、これは、互いに共存のために最大限の労力を払うことが前提となります。
生存権を認め合う前提で、ＴＬＯ能力の行使が、どのような影響、危険を持つかを話し合い、危険を避ける方策について話し合いを持ってゆきます。
人類側が世界に及ぼしている危機に関しても、誠実に対処することを約束します。
また、各藩国および個人は、自国、個人で取得したアイドレスのＴＬＯ生命について、実態把握および報告、対話の責任を負います。
●081215段階で確認できた対象アイドレス
akiharu国のカマキリ（カマキリ系の新アイドレス取得は、拡散防止法の対象となります）
akiharu国の士季号
詩歌藩国の水竜ソットヴォーチェ
久珂あゆみの竜太郎
緋璃の中位信仰呪文
バンバンジーマシン
治癒師（治癒の濫用についてはこれを禁止します。各国の政策で対応します）
華麗なる治癒師（治癒の濫用についてはこれを禁止します。各国の政策で対応します）
※対象については、現状、確認できたものであり、今後、増える可能性があります。